第二十二回
酒というのは飲んでいるときは楽しいが事が終わったあとの虚無感は凄まじいものがある。
今日の記録。
友人宅に招かれそこでゲームをした。バイオハザードの最新作だ。その人はホラーが苦手で一人では出来ないらしい。
最近自分の生きる意味がわからなくなっていたので娯楽は必要だと思い誘いに乗った。
その後お酒を飲みカラオケに行き今に至る。
歌が下手になってることに絶望しつつもなかなか楽しい時間が過ごせたと思う。
しかしアルコールで楽しさに加速をかけると必ず反動が頭痛や虚無感として襲ってくる。生きる意味はアルコールのめまいの中には存在しない。
さて今日のポエムのコーナーです。
今日の記録をかっこいい言葉で締めたので蛇足のような気がする。
今日ある男が死んだ。その男は奇怪な行動と言動で世の中に笑いを振りまいた。
しかし男の中は笑いなどはなく嫉妬や自己嫌悪の混沌に焼かれていただろう。
その男の最後はその感情の炎に焼かれ暴れだしたところで現実の正義の味方に取り押さえられ運悪く窒息した。あまりにあっけない。
天変地異から運良く生き残ろうが人は簡単に死ぬのだ。全ては虚無の隣。