第二十四回
タイトルを漢数字で書くのは変換がめんどくさいのでやめようと思う。
今日の記録。
9時起き。
今日はミュシャ展に行ってきました。とんでもなく素晴らしかった。
絶叫したくなるような画力迫力美しさ。本当にすごい。
もともとはあまりミュシャには興味がなかったのですが(ミーハーっぽいし)ある時喫茶店で見た複製画が素晴らしくて大きいサイズで見ると素晴らしいんだなと認識を改めたのであります。その時見たのはリトグラフのものだったのですが、今回スラブ叙事詩を観てもう驚愕。圧倒的スケールとはこのことですね。リトグラフのイメージがあったので平坦な絵を想像していたのですが、線画感がありつつも量感も色彩も叫びたくなる感じでした。
半日ミュシャ展だったわけですがあまりにすごいものを見て疲れてしまったのですが絵へのやる気はみなぎりヘナヘナな感じですが少し練習をしました。
刺激を受けたらできるだけ早く行動しないとね。
さて今日のポエムのコーナーです。
今日の感想はミュシャすげーしか無いのですがなにか詩情を掻き立てるものは無いだろうか。
スラブ叙事詩を前に私は魂を抜かれたような呆然とした。
巨大なパワーが眼前の絵から放たれていた。
退屈な毎日に生きる意味を探していた私の悩みを吹き飛ばす。スラブ民族の神、星空。
20点の怪物たちに魂を砕かれ流れ着いた先には女神。美しい。安心を感じる。妖艶で力強く美しい。
美術館を出たとき曇天の空とは裏腹に満足感に私の心はあの星空のように澄み渡っていた。